14日目 休養日その一

今日は、“Mid Break weekend” 4週間の研修の中休み第一日目。朝食後に第3ホストファミリーの家を出て、ホテルで合流することになっています。各メンバーは、さまざまな思いを胸にホストファミリーと最後の時間を過ごしているはずです。
私がお世話になったシモンズさんご夫妻は、お二人とも現役を引退し悠々自適の生活を送っておられます。鶏と馬を飼っていて、時々乗馬を楽しんでいるとか。ご主人が奥様をとても大事にしていることが感じられました。この三日間、夜ワインを飲みながら、いろんな話をしました。この年は東日本大震災があった年で、「日本人は何故あれだけの災害にあっても、冷静でいられたのか」と尋ねられました。オランダでも震災後の日本人の行動が随分報道されたようです。この難しい質問にどう答えたらいいか正直わかりません。単一民俗ゆえ、いざという時は助け合うという遺伝子があるのかもしれないなどと、曖昧な事を言ったと思います。やはり理解は得られませんでした。何時かは答えられるようになりたいものの浅学非才の身には問題が大きすぎます。ただ、ご夫妻は日本人に対して敬意を示していました。朝食は、ご主人がわざわざ準備してくれ、明るい日差しの下、ゆったりした時を過ごせたことに感謝し、また幸せを感じました。

◎ホテル“ペガサス”

10時過ぎに、手に余る荷物を持ってホテル、ペガサスに集結、ここまで車で連れてきてくれたロータリークラブの人達が帰ると、みんな一斉に自分の部屋へ駆け込みベットめがけてダイブ! 安堵感と解放感のなか、しばらく放心状態に。しばらく経って荷物の整理に取り掛かりました。日本から持って来た荷物のほか、研修先でもらった資料やお土産、ホストファミリーから戴いた品々で持ち運びもままならない状態になっていました。そこで今必要ないものは日本に送ることにし、まず郵便局へ行って、段ボールを手に入れようということになりました。そろそろ昼になるのでまずお腹を満たしてからアペルドールン市内を散策することにしました。この時点では余裕綽々だった我々にとって、ここは外国なんだということを思い知らされることに! 日本であれば郵便局はどこにもあります。しかも普通の街なら何処にいても歩いて行ける距離にあります。そんな感覚で「郵便局へはどうゆけばいいのですか?」と聞いてみました。すると「郵便局はあっち!」と教えてくれるのですが教え方がかなりアバウトです。二、三人に聞いてみても同じような対応で、結局郵便局に着くまでにはかなりの人に声をかけなければいけませんでした。やっと郵便局に着きミッションコンプリート!と思いきや、中に入るとどうも雰囲気が違います。確かに“Post Office” と書いてあるのに、どう見てもここは銀行? 銀行員みたいな職員に聞くと「それはここではない。本屋さんにTNTがあるからそっちへ行ってください」といわれました。どこの国も日本と同じだろうと思ってしまうところに油断がありました。郵便局を探す以上に苦労してやっとTNTなる小包扱い所にたどり着いたのは夕方近くになっていました。休日の大切な時間をこんなことで失うとは。
段ボールは幸いいろんなサイズがあり、料金は重量次第なのでそれもチェックしてホテルに引き返しました。ホテルで日本に送る荷造りを終え、夕食にまた、市内に出かけました。日本料理が恋しくはならなかったのですが、久しぶりに寿司でもということで、“さくら”という寿司店を見つけ暖簾をくぐると、着物を着た店員が「いらっしゃいませ」と日本語で出迎えてくれました。日本人が聞くとこの「いらっしゃいませ」は、外国人の発音であることがすぐに分ります。それを聞くと「私は中国人です。」とのこと。店のオーナーも中国の方だそうです。少し驚きましたが、寿司の味は悪くはありませんでした。こうして休日初日は暮れていきました。

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